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鴻雁来(10月8日頃)

鴻雁来(こうがんきたる)は七十二候のひとつ(寒露初候)で、現在行われている「定気」法では、太陽の視黄経が195度になった時を言います。毎年だいたい10月7日〜10月9日頃に来て、その後約5日間がこの候の時期となります。

宣明暦では「鴻雁来賓」、貞享暦では「棗栗零」、宝暦暦・寛政暦では「鴻雁来」、略本暦では「鴻雁来」と記載されています。

なお、これは初候ですので、寒露と同じ日時になります。

前の七十二候は水始涸、次の七十二候は菊花開です。

「鴻」も「雁」も「ガン」(別名かり)。清明次候の鴻雁北と対になっています。北方からガンが渡来するということ。なお、この句は貞享暦・寛政暦・略本暦では寒露初候ですが、宣明暦では白露初候になっていて1ヶ月も違います。ただし宣明暦でも寒露初候は「鴻雁来賓」となっているので、どの程度を「来る」と見るかの違いでしょうか。どこの世界にも気の早い者は居ます。


二十四
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(2013-01-11)

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