↑

雷乃収声(9月23日頃)

雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)は七十二候のひとつ(秋分初候)で、現在行われている「定気」法では、太陽の視黄経が180度になった時を言います。毎年だいたい9月22日〜9月24日頃に来て、その後約5日間がこの候の時期となります。

宣明暦では「雷乃収声」、貞享暦では「鴻雁来」、宝暦暦・寛政暦では「雷乃収声」、略本暦では「雷乃収声」と記載されています。

なお、これは初候ですので、秋分と同じ日時になります。

前の七十二候は玄鳥去、次の七十二候は蟄虫坏戸です。

雷の音があまり鳴らなくなる季節、ということです。春分末候の雷乃発声と対になっています。が、いつ頃雷がなるかは、地域差が大きいので、何とも微妙な句です。日本の場合、関東では夏雷が多く、北陸では冬雷が多いです。しかし夏の積乱雲の発達による雷発生は多くの地域で見られます。この句もそのイメージから来ているのでしょう。


二十四
節気
雑節
五節句
七十二候
(2013-01-11)

↑ Dropped down from 今日は何の日.

(C)copyright ffortune.net 1995-2013 produced by ffortune and Lumi.
お問い合わせはこちらから