処暑(しょしょ)は二十四節気のひとつ(7月中気)で、現在行われている「定気」法では、太陽の視黄経が150度になった時を言います。毎年だいたい8月23日頃に来ます。
これは西洋占星術の乙女座の始まりおよび東洋占術の巳月将の始まりと、ほぼ同じになります。
七十二候では綿柎開, 天地始粛, 禾乃登 の時期になっています。
「処暑」とは「暑さが止む」という意味ですが、まだまだ残暑の厳しい時期です。最近ではこの時期に稲刈りをしてしまいます。夏休みで学生の労働力が使えるということと、台風シーズンの前に収穫してしまいたいというのが理由です。
なお東北ではススキが生え、けっこう肌寒い日なども出てきます。東北では学校の夏休みも8月20日で終わり21日から二学期が始まる所も多いです。
二十四 節気 | |
雑節 | |
五節句 | |
七十二候 | 初春 東風解凍 黄鶯見完 魚上氷 土脈潤起 霞始靆 草木萠動 仲春 蟄虫啓戸 桃始笑 菜虫化蝶 雀始巣 桜始開 雷乃発声 晩春 玄鳥至 鴻雁北 虹始見 葭始生 霜止出苗 牡丹華 初夏 蛙始鳴 蚯蚓出 竹笋生 蚕起食桑 紅花栄 麦秋至 仲夏 螳螂生 腐草為蛍 梅子黄 乃東枯 菖蒲華 半夏生 晩夏 温風至 蓮始開 鷹乃学習 桐始結花 土潤溽暑 大雨時行 初秋 涼風至 寒蝉鳴 蒙霧升降 綿柎開 天地始粛 禾乃登 仲秋 草露白 鶺鴒鳴 玄鳥去 雷乃収声 蟄虫坏戸 水始涸 晩秋 鴻雁来 菊花開 蟋蟀在戸 霜始降 霎時施 楓蔦黄 初冬 山茶始開 地始凍 金盞香 虹蔵不見 朔風払葉 橘始黄 仲冬 閉塞成冬 熊蟄穴 鮭魚群 乃東生 麋角解 雪下出麦 晩冬 芹乃栄 水泉動 雉始鳴 款冬華 水沢腹堅 鶏始乳 |