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菖蒲華(6月27日頃)

菖蒲華(あやめはなさく)は七十二候のひとつ(夏至次候)で、現在行われている「定気」法では、太陽の視黄経が95度になった時を言います。毎年だいたい6月25日〜6月28日頃に来て、その後約5日間がこの候の時期となります。

宣明暦では「蜩始鳴」、貞享暦では「分竜雨」、宝暦暦・寛政暦では「菖蒲華」、略本暦では「菖蒲華」と記載されています。

前の七十二候は乃東枯、次の七十二候は半夏生です。

菖蒲の花が咲く頃ということ。「菖蒲」という字は「しょうぶ」とも「あやめ」とも読みます。「あやめ」「かきつばた」「しょうぶ」は似た花で、呼び方自体が古来よりかなり混乱していたようです。時期的には、「あやめ」は5月上旬、「かきつばた」は5月下旬、「しょうぶ(花しょうぶ)」は6月に咲きます。この句を定めた人は、現代でいうところの「花しょうぶ」を想定していたのでしょうか。


二十四
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(2013-01-11)

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