梅子黄（うめのみきなり）は七十二候のひとつ（芒種末候）で、現在行われている「定気」法では、太陽の視黄経が85度になった時を言います。毎年だいたい6月15日〜6月17日頃に来て、その後約5日間がこの候の時期となります。

宣明暦では「反舌無声」、貞享暦では「梅始黄」、宝暦暦・寛政暦では「梅子黄」、略本暦では「梅子黄」と記載されています。

「梅子」は梅の実のこと。梅の実が黄ばんで熟してくる頃ということ。