↑

桃始笑(3月11日頃)

桃始笑(ももはじめてさく)は七十二候のひとつ(啓蟄次候)で、現在行われている「定気」法では、太陽の視黄経が350度になった時を言います。毎年だいたい3月9日〜3月12日頃に来て、その後約5日間がこの候の時期となります。

宣明暦では「倉庚鳴」、貞享暦では「寒雨間熱」、宝暦暦・寛政暦では「桃始笑」、略本暦では「桃始笑」と記載されています。

前の七十二候は蟄虫啓戸、次の七十二候は菜虫化蝶です。
桃の花が咲く頃ですね。3月3日の雛祭り(上巳の節句)を「桃の節句」と言いますが、本当に桃の花の季節です。七夕(たなばた)やなどはのほうが馴染みますが、雛祭りは新暦で良いという気がします。

なお、この句は寛政暦・略本暦では啓蟄次候ですが、宣明暦では「桃始華」として啓蟄初候になっていました。


二十四
節気
雑節
五節句
七十二候
(2013-01-11)

↑ Dropped down from 今日は何の日.

(C)copyright ffortune.net 1995-2013 produced by ffortune and Lumi.
お問い合わせはこちらから