立春(りっしゅん)は二十四節気のひとつ(1月節気)で、現在行われている「定気」法では、太陽の視黄経が315度になった時を言います。毎年だいたい2月4日頃に来ます。
暦の上ではこれから春になります。
七十二候では東風解凍, 黄鶯見完, 魚上氷 の時期になっています。
立春は「春の気」が始まる時ということで、暦の上ではこの日から春です。実際には1年でいちばん寒い時期に突入するのですが、いちばん冬の寒さが厳しい時に、春の気は生まれるのだという考え方があります。
立春の前日が節分です。立春・節分について詳しいことは節分特集をご覧下さい。
なお、立春・立夏・立秋・立冬という四つの季節の始まりポイントをあわせて 四立と言います。
二十四 節気 | |
雑節 | |
五節句 | |
七十二候 | 初春 東風解凍 黄鶯見完 魚上氷 土脈潤起 霞始靆 草木萠動 仲春 蟄虫啓戸 桃始笑 菜虫化蝶 雀始巣 桜始開 雷乃発声 晩春 玄鳥至 鴻雁北 虹始見 葭始生 霜止出苗 牡丹華 初夏 蛙始鳴 蚯蚓出 竹笋生 蚕起食桑 紅花栄 麦秋至 仲夏 螳螂生 腐草為蛍 梅子黄 乃東枯 菖蒲華 半夏生 晩夏 温風至 蓮始開 鷹乃学習 桐始結花 土潤溽暑 大雨時行 初秋 涼風至 寒蝉鳴 蒙霧升降 綿柎開 天地始粛 禾乃登 仲秋 草露白 鶺鴒鳴 玄鳥去 雷乃収声 蟄虫坏戸 水始涸 晩秋 鴻雁来 菊花開 蟋蟀在戸 霜始降 霎時施 楓蔦黄 初冬 山茶始開 地始凍 金盞香 虹蔵不見 朔風払葉 橘始黄 仲冬 閉塞成冬 熊蟄穴 鮭魚群 乃東生 麋角解 雪下出麦 晩冬 芹乃栄 水泉動 雉始鳴 款冬華 水沢腹堅 鶏始乳 |