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東風解凍(2月4日頃)

東風解凍(はるかぜこおりをとく)は七十二候のひとつ(立春初候)で、現在行われている「定気」法では、太陽の視黄経が315度になった時を言います。毎年だいたい2月3日〜2月5日頃に来て、その後約5日間がこの候の時期となります。

宣明暦では「東風解凍」、貞享暦では「東風解凍」、宝暦暦・寛政暦では「東風解凍」、略本暦では「東風解凍」と記載されています。

なお、これは初候ですので、立春と同じ日時になります。

前の七十二候は鶏始乳、次の七十二候は黄鶯見完です。
「東」は五行で木行に当てられ、同じ木行に当てられる「春」と同じ意味で用いられます。皇太子を表す「東宮」という単語は訓読みすると「はるのみや」ですね(これは東に易の震が当てられ震が長男を意味することもある)。

そういう訳で、春の風が吹いてきて氷も融けるということですが、実際には立春の時期ですから、融けるどころかますます雪や氷が増えて行く時期です。


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(2013-01-11)

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