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款冬華(1月20日頃)

款冬華(ふきのはなさく)は七十二候のひとつ(大寒初候)で、現在行われている「定気」法では、太陽の視黄経が300度になった時を言います。毎年だいたい1月19日〜1月21日頃に来て、その後約5日間がこの候の時期となります。

宣明暦では「鶏始乳」、貞享暦では「款冬華」、宝暦暦・寛政暦では「款冬華」、略本暦では「欵冬華」と記載されています。

なお、これは初候ですので、大寒と同じ日時になります。

前の七十二候は雉始鳴、次の七十二候は水沢腹堅です。

貞享暦も寛政暦も「款」の字を使っていますが、略本暦は「欵」の字を使っています。「欵」は「款」の異体字。「交款(こうかん=交歓)」や「落款(らっかん)」の「款」ですが、「款冬」は「ふき(蕗)」のことです。ふきの花が咲く頃ということ。


二十四
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(2013-01-11)

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