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松迎え
この習慣は都会では死滅してしまいました。また田舎でもかなり消えて行っていると思われます。これは門松にする松を山に切りに行くことです。
これは来年の年男が来年の恵方になる方位の山から切ってくるのが基本です。この時の約束事は村によって様々で、この松に関しては誰の山から取ってもいいということになっている村、村共同の門松用の松を植えている山がある村、など様々のようです。
しかし都会では門松は、家庭では買ってくるもの、会社では業者に頼んで建ててもらうもの、になってしまいました。
年忘れ
これは会社や仲間内での忘年会、という形で残っています。
これは室町時代頃から始まった風習のようで、昔はみんなで集まって和歌でも詠んで酒を飲んでいたのでしょうが、それが今では歌は歌でもカラオケに変わってしまいました。生きている風習というのは、このようにして常に変化していきます。(赤の女王の法則?)
顔見世
京都南座では、12月に顔見世の興行がおこなわれます。
これは昔役者というのは1年契約で、この時期に新しい年度の契約が始まっていたので、その新しいラインナップの役者を披露するために、この興行が行われていた名残です。
1998年末の南座顔見世では、片岡仁左衛門の襲名披露口上が行われました。1999年末の顔見世では、冥土の飛脚(恋飛脚大和往来)、傾城反魂香、新皿屋舗月雨暈などが行われました。
なお、東京歌舞伎座では顔見世は11月に行われます。
歳末セール
商店街では、11月の誓文払いが終わると一息置いてから、クリスマスセール、そして歳末セールに突入します。
昔は正月用品を売るための歳の市が行われていました。東京の羽子板市のように、昔の名残を残すものも各地に残っています。
12月の前半から中旬にかけては、デパートやスーパーでは歳暮商戦も激しくなります。今年のように不況の時は、送り先を厳選するところ、親戚同士で相互無しと話し合うところなども増えているものと思われます。
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