成道会(12.8)

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12月8日は、仏教の三大行事(三仏会)のひとつ成道会です。釈迦が菩提樹の下で瞑想をして悟りを開いた日を記念するものです。(あと2つは4月8日の降誕会と2月15日の涅槃会)全国のお寺では、僧が集まってお経の唱和をしたり、禅宗系では座禅会をしたり、また一般の人向けに乳粥などの接待も行われます。京都の千本釈迦堂や了徳寺の恒例の「大根焚き」もこれに合わせた行事で、初冬の風物詩となっています。(日程は上を参照)

釈迦は王城を出て何人かの仙人(徳の高い僧)にいったん師事するもその教えに納得できず、山林の修行者に混じって6年間苦行を続けますが、このような苦行では自分の目指しているものは得られないと判断して山を下り、そこで、村娘スジャータ(ナンダバラ)が与えた乳粥をもらって元気を取り戻した上で、菩提樹(ヒッパラ樹)の下で瞑想を続け、12月8日の朝、明けの明星が輝き始めた頃に悟りに到達したといわれています。

禅寺ではこれにあわせて1週間前から不眠不休の座禅をするところもあります。乳粥が参拝客にふるまわれる所はスジャータのエピソードにちなんだものです。千本釈迦堂の大根焚きは、鎌倉時代に慈禅上人が、成道会の時、大根の切口に梵字を書いて厄除けを祈願したのが始まりと言われています。了徳寺の大根焚きは、親鸞聖人が法然上人の遺跡を訪ねて来たときに、里人が大根を煮て捧げたのが始まりと言われています。京都には大根焚きをするお寺が他にも幾つかあります。


(2005-12-08)

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