京都了徳寺大根焚き(12.9-10)

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これを書くと、いよいよ年末という感じがします。

毎年12月9〜10日には、京都鳴滝の了徳寺で『大根焚き』が行われます。

建長4年、親鸞聖人がこの地で説教をした時、感動した里の人が大根の塩炊きをさし上げました。これに対して聖人はススキの穂をを束ねて筆にし、「帰命尽十方無碍光如来」の十字を書いてお礼に渡しました。『大根焚き』はこの故事にちなむものです。

この2日間に了徳寺でいつも使用される大根は、亀岡市の農家で栽培された篠大根で、大きな鍋に大根と油揚げを入れて煮、醤油で味付けしてあります。昔からこの大根を食べると中風にかからないと言われ、たくさんの参拝者が訪れて、大根を頂きます。(要・大根供養料)

この行事は京都の初冬の風物詩となっており、寺の周辺には参拝客をあてにして、干し柿や焼き芋などを売る屋台も多数出ます。

大根はアブラナ科の1年草または2年草。起源は古代エジプトと言われ、ピラミッドの碑文にも記録が残っています。

基本的には西洋系のラディッシュと、東洋系の日本大根に大別されます。日本大根には練馬大根、聖護院大根、辛味大根、時無大根、三河島大根、宮重大根、守口大根、など多数の品種があります。近年スーパーで圧倒的なシェアをもっているのは辛みの少ない青首大根ですが、これは1代雑種ですので農家は毎年種を買う必要があります。

大根の旬は冬。この時期、大根は一番おいしくなります。たくさん貰ったりした時は新聞紙に包んで、土に埋まっているときのように立てて保存すると長持ちします。

なお、上京区の千本釈迦堂の大根焚きは、7〜8日に行われました。


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