徳島阿波踊り(8.12-8.15)

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毎年8月12日から15日まで徳島で阿波踊りが開催されます。

アー エライヤッチャ エライヤッチャ ヨイヨイヨイヨイ

踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らな損々阿波の殿様蜂須賀公が 今に残せし阿波おどりひょうたんばかりが浮きものか 私の心も浮いてきた踊りおどらば しなよくおどれ しなのよいのを嫁にとる・・・・・・

といった七七七五調のはやしことばを「よしこの」のリズムにのせて、人々は歌い踊り興じます。

(この「よしこの」から都々逸が生まれたともいわれています)

リオのカーニバルと比較する人があるほどエネルギッシュなお祭り。連日、夕方から夜10時半頃まで、町には鉦・鼓・締め太鼓・大太鼓・笛・三味線といった鳴り物の音があふれ、人々の熱狂が市街を埋め尽くします。動員される人数は参加者・見物人ともに全国屈指とされます。

阿波踊りは「連」と呼ばれる数十人単位の踊りのグループによって踊られます。徳島市内では数十個の連が活動しており、それぞれに特色と伝統があります。また全国の他の地域で活動していてこの時期徳島にやってきて踊る連もあります。娯楽平・殿様連・阿呆連などは有名どころのようです。

もちろん連に入っていない人でも当日「にわか連」に参加して簡単な踊りの講習を受けてから町に出たり、あるいは踊り広場や街角広場で直接飛び込みで踊りに参加することもできます。せっかくこの時期徳島に行くのでしたら、やはり踊りましょう(^O^)

踊り方には一応基本があり、男踊りと女踊りでは異なっていてその上で更に飛び踊り・扇子踊り・提灯踊りなどといった上級技があって、これも始めるとなかなか奥が深いようです。踊り方がしっかりとして、こういった上級技までできるようになるには数十年かかる(^^;という話もありますが、まず素人の人は基本パターンでいきましょう。

阿波踊りのルーツについては歌にも歌われている蜂須賀家政が1587年に徳島城を建てた時、その祝賀行事として始まったという説が流布していますが、民俗学者の間では盆踊りや浮流(ふりゅう)がルーツではないかという説もあります。「連」が形成されはじめたのは幕末の頃のようです。歌は現在のよしこのだけでなくハイヤ節だった時代もあるようです。

なお、徳島以外でも県内各地でこの時期阿波踊りが行われます。一応リストアップしておきますが、日程は変わっているかも知れません。行かれる場合は事前に市役所などにご確認下さい(徳島市のみ確認済み)。

徳島市 8.12-15鳴門市 8.09-11脇町 8.10池田町 8.14-16鴨島町 8.14-16貞光町 8.15-16


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