毎年3月18日から23日まで、石川県羽咋(はくい)市の気多(けた)大社で、平国祭、別名「おいで祭り」あるいは「クニムケ祭」が開かれます。
これは御祭神の大国主神が能登の国を苦労して開拓したという神蹟をしのぶお祭りです。おみこしや騎馬総勢60人の行列が行程300kmという類を見ない長さを巡行して回ります。行列の寄る場所は神社105ヶ所、御招待家101ヶ所にも及びます。
地元では「寒さは気多のおいでまで」という言葉もあり、能登地方に春を告げる行事になっています。
なお、詳しい巡行日程や由緒等については http://www.keta.or.jp/ を参照してください。