毎年旧正月早朝には福岡県北九州市門司の和布刈(めかり)神社で新春を告げる和布刈神事(めかりしんじ)が行われます。
その年一番の海草を海から取る神事で、この日干潮時に神官が海に入り、若布を取って神殿に供えます。九州といってもこの時期はもちろん非常に寒く水はとても冷たいです。
1200年ほどの歴史を持つ古い神事で、以前は非公開になっていた時期もありますが現在は公開されており、毎年テレビ局と多くの見物人が寒い中集まります。なお、ここは九州で一番北にある神社です。
松本清張の「時間の習俗」ではこの神事を写した写真が重要なトリックの鍵になります。
※旧正月の日程2002年 2.122003年 2.012004年 1.222005年 2.092006年 1.29