毎年1月11日には、名古屋の熱田神宮で、古式ゆかしき「踏歌神事」が行われます。(例年ですと多分10時から本宮、13時から別宮ではないかと)
奉仕者は、詩頭1人、舞人4人、陪従5人、笛役1人、雁使1人で構成されます。祝詞奏上のあと、万春楽が歌われ、その後舞人と陪従が卯杖の舞、扇の舞などを行います。使用される鼓の音から、その年の豊凶が占われます。
この儀式は中国で生まれたもので、平安時代には宮中でしばしば行われていたとのことです。それがいつか他の所でも行われるようになり、ここ熱田神宮に残っているのでしょう。熱田神宮では別名「あらればしり」あるいは「オベロベロ祭」とも呼んでいます。
熱田神宮の他では、大阪の住吉大社(1月4日)にもあります。