9月11日は公衆電話の日です。これは1900年(明治33)9月11日に日本で初めて公衆電話が設置されたのを記念するものです。これは国内の電話サービスが始まって10年目のことでした。
当時はまだ「公衆電話」の名称はなく「自動電話」と呼ばれましたが、実際は自動交換機がありませんので、交換手を呼び出してつないでもらう方式でした。料金は1通話5分で15銭。そば一杯が2銭の時代ですから、今なら3000円くらいの感覚になりますでしょうか。要するに非常に高価なメディアであった訳です。