8月10日は語呂合わせで「焼き鳥の日」です。
焼き鳥というと、男性の方ですと焼鳥屋さんで食べるものというイメージ、女性の方ですとスーパーで5本とか10本とかパックに入っているものをイメージなさるかも知れません。
焼鳥屋さんは基本的には安価な居酒屋さんという雰囲気の所が多いですし、またスーパーの焼き鳥パックも手間のかからず家族も喜んでくれる便利なおかずという雰囲気があります。
さて「焼き【鳥】」とはいうのですが、実際には鳥だけでなく、野菜や豚肉なども鶏肉と同様に串に刺して焼いています。ですから「焼き鳥」というより「串焼き」と言ったほうが正確なのでは?という意見もあるのですが、「串焼き」と「焼き鳥」は異なるという意見もあります。
そもそもどの範疇までを「焼き鳥」と呼ぶか、というのが、地域によって、更には個人によって、かなり差異があるようにも思われます。また焼き鳥として焼く素材に関しても、地域により、かなりの差異があるようです。
下記は私の個人的偏見で、代表的と思うメニュー
・モモ 鶏のもも肉を刺したもの
・ネギマ 鶏肉(むね肉?)または豚肉とネギを交互に刺したもの(本来はネギとマグロだったので「ネギマ」なのだとか)
・鳥皮 鶏の皮を刺したもの
・つくね 鶏のミンチで作った肉団子を数個刺したもの
・砂肝 鶏の砂嚢
・レバー 鶏または物のの肝臓
・豚バラ 豚のバラ肉
・ししとう・しいたけ
私が会社員時代を送った博多の焼鳥屋さん(そう何度も行った訳ではありませんが)では、ドレッシング?の掛かったキャベツの皿があって、その上に焼き上がった焼き鳥をどんどん置いてくれるようなシステムで、このキャベツはお代わり自由だったのですが、このキャベツは博多独自のシステムだとも聞きました。そういえば同じ福岡県でも小倉で誘われて焼き鳥を食べた時はキャベツがありませんでした。
この手の「地域独自システム」のようなものは、全国各地にあるのかも知れません。
地域によっては豚を串焼きにしたものは「焼きトン」と呼ぶ所もあるようです。漢字で「焼き豚」と書いてしまうと、別のものと混同しそうですし、カタカナになるのでしょうか。また「やきとり」とは言うものの、鶏肉はあまり使わず豚肉が主流という地域もあるようです。