1894年6月23日、クーベルタン男爵の提唱によりパリでオリンピック復興に関する国際会議が開かれ、1896年にアテネでオリンピックが行われることが決まりました。これを記念して6月23日は「オリンピックデー」に定められています。
オリンピックは古代ギリシャのオリンピアの町で行われていたスポーツ大会で、4年に一度ギリシャ全土から選手が集まって各種の競技で競いあっていました。約400年間続いていたとされます。
近代オリンピックはその精神にのっとり全世界のスポーツマンが一同に会してその技と力を競うものです。第一回大会では古代オリンピック同様男子のみの大会でしたが、第二回からは女子も参加するようになりました。また、古代オリンピックはオリンポスの神々の前ということで全員裸で競技をしていましたが、近代オリンピックは無論着衣のまま競技します。
1924年からは冬季オリンピックも開かれるようになり、1994年以降は冬季オリンピックは夏季オリンピックの中間の年に実施されるようになりました。
日本では1964年の夏季オリンピックが東京で、1972年の冬季オリンピックが札幌で、そして1998年には長野で冬季オリンピックが開かれました。また、2008年の夏季オリンピックに大阪が立候補を表明しています。