4月10日は語呂合わせで四万十(しまんと)川の日です。
四万十川は高知県の西部、天狗高原を水源とし、中村市で太平洋にそそぐ全長196km,流域面積2270km2(国土交通省のデータ)の大きな川です。全長では全国で11位、流域面積では6位ですから、まだまだ上があるのですが、この川が注目されるのは、なんといってもここが「日本最後の清流」といわれるからです。
その澄んだ清流には日本カワウソが棲み、この流域には開発の手を入れないことが多くの人の了解するところとなっています。地元の自治体などにより設立された四万十川財団も、この川の自然環境を守ることに腐心しており、その活動は多くのボランティアにより支えられています。
日本は広い国土があるのですから、どこでもかしこでも開発してしまわないでこういう場所もちゃんと残しておくのも、私たちの務めでしょう。