3月14日は国際結婚の日です。これは1873年のこの日、日本で外国人との結婚 が公式に認可されたのを記念して定められたものです。
明治期の国際結婚といえば、勝海舟の息子、新渡戸稲造、青山光子、などが 有名です。江戸城無血開城の立て役者・勝海舟の息子はクララ・ホイットニー と、国連事務局次長を務めた「太平洋の架け橋」新渡戸稲造(旧5000円札の人) はメリー・パターソンと、香水のミツコに(間接的に)名を残す青山光子は ハインリッヒ・クーデンホーフと結婚しました。
それぞれ当時は大変な騒ぎで、回りの不理解に色々気苦労もあり、また一応 認められているといっても何かと制度的な差別に苦しんだ面もあったようで す。しかし、その状況は基本的には120年以上たった今でも大して変わって いないようにも思います。