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↑ 色の日(1.6)


  1月6日は語呂合わせで「色の日」ですが、これもまたまた提唱者・いわれ等
  不明です。色に関する職業の人の記念日と書いているサイトが多いようです
  が、色に関する職業って何でしょう? 印刷屋さん?染め物屋さん?カラー
  コーディネーター??
  
  「色(color)」というのは、視覚の一部であって、光の性質を捉え、物の輪郭
  を把握したりするために感覚されている情報です。
  
  基本的に光の波長によって感じられる「色」は異なります。これはプリズム
  で波長に応じて違った屈折をした光が虹のような色合いになっていることから
  も認識できます。いわゆる「虹の七色」の波長はだいたい下記のようになり
  ます。()内は周波数です。
  
    紫 0.38〜0.43μm(700〜790THz)
    藍 0.43〜0.45μm(670〜700THz)
    青 0.45〜0.49μm(610〜670THz)
    緑 0.49〜0.55μm(540〜610THz)
    黄 0.55〜0.59μm(510〜540THz)
    橙 0.59〜0.64μm(470〜510THz)
    赤 0.64〜0.77μm(390〜470THz)
  
  物の色というのは、光が物の表面で反射した時に、一部の光を吸収し一部の
  光を反射するので、その時に反射した光が人間の目に入って感じられるもの
  です。たとえば赤い光だけを吸収する物質はその「補色」の緑色の物体とし
  て人間は知覚しています。
  
  人間の色に関する知覚は、LMSという3種類の「錐体」が受けた刺激の量
  やその間の差によって行われています。L錐体は赤い光に、M錐体は緑の光
  に、S錐体は青い光に反応するようになっていて、たとえば、水色の光が
  来た場合、M(緑)とS(青)が同程度に刺激されていますが、水色の光ではなく
  緑の光と青の光を混ぜた光が来ても、同じような刺激があるので、人間はそれ
  を水色の光だと思ってしまいます。
  
  これが「光の三原色」の原理で、結局人の目で把握できる光は赤・緑・青の
  光の組み合わせで全部(実は擬似的に)作れてしまうことになります。
  
  人間以外の動物では錐体を4種類持っている生物もあり、そういう生物の目
  で見える世界を表現するには四原色が必要になるはずです。
  
  どういう光を目で感じられるか、また「色」がどのように見えているのかには
  個人差がけっこうあるようだ、ということが様々な研究から分かっていますが
  実際に他人の感覚というのは経験してみることができないので、この付近に
  ついては、謎が謎のままになっている部分も多いようです。
  
  また私たちが「見ている」色というのは、「脳が見ている色」であって、
  「目が見ている色」とはまた違うというのも良く言われることです。私もこれ
  を昨秋からの目が見えなくなっていた時に感じました。その付近はまたいづれ
  どこかでご報告しますが、脳はけっこうあれこれ補正をしているようです。
  その付近の認識論については、20世紀初頭に印象派の画家達の間でも論争が
  あったことでした。
  
  なお「色の三原色」の方は、物の色が吸収される色の補色である関係上、
  光の三原色の補色になっています。

(2007-01-05)

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