こよみの読み方(77)納音(4)

壁上土(庚子・辛丑)
 壁に塗ってある土のような運。寒い風から人を守ってくれる存在なので、
 不動の精神で他人のために尽くします。しかし自らの心の潤いを保つこと
 を怠れば、乾燥してボロボロになり、塵を出して人の迷惑になることに。

金箔金(壬寅・癸卯)
 金箔のような運。本来は最高の存在であるゴールドであるのに、その自ら
 の存在を滅して器や家具を飾るように、広告塔に徹して一緒にいる人を
 輝かせる働きをします。みんなに重宝がられますが感謝はして貰えません。

覆燈火(甲辰・乙巳)
 回りを囲まれた燈籠の火のような存在。本来の凶暴な火の性質を抑えられ
 ごく一部を照らす便利な火として使われる。ローカルな場所または非常に
 専門的な分野で才能を発揮して人々を導くが、大きな所へは出ていかない。

天河水(丙午・丁未)
 天に流れる河の水のような存在で、雨や雪となって地上に降りおりて人々
 を潤すことができます。みんなのために尽くし、なくてはならない存在。
 しかし旱魃や豪雨が人を悩ませるように時に気まぐれで人を振り回します。

大駅土(戊申・己酉)
 旅の中継点にある土のような存在で、その回りに種々雑多な人々が寄って
 きます。ひじょうに包容力が大きく暖かい人。ただし理想や理屈・将来性
 は無視して、現実的なことや目の前にあることに飛びつく傾向があります。

釵釧金(庚戌・辛亥)
 釵も釧も「かんざし」と読みます。カンザシが髪をまとめて飾りとなるよ
 うに、多数の人をまとめるとともに明るく華やかな気分にしてあげられる
 リーダー的存在。しかし元が金属なので、意外に冷たいところもあります。

 ※納音はあと1回で終わりです。そのあと色々な雑注に入ります。


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