こよみの読み方(69)下段(3)



重日 古い仮名づかいで「ぢう日」と書かれていることもある。
巳の日と亥の日。
吉事にしても凶事にしても、この日にすると「重なる」とされる。
従って、結婚、仏事、治療、などはよくない。商売ごとは吉。

復日 「ふくにち」または「ぶくび」重日と同じ効果の日。節切りで次のように定められている。

る。
      復 帰 血 黒 十 天 地
      日 忌 忌 日 死 火 火
正月(立春)甲.庚 丑 丑 戌 酉 子 巳
2月(啓蟄)乙.辛 寅 未 辰 巳 丑 午
3月(清明)戊.己 子 寅 亥 丑 午 未
4月(立夏)丙.壬 丑 申 巳 酉 酉 申
5月(芒種)丁.癸 寅 卯 子 巳 子 酉
6月(小暑)戊.己 子 酉 午 丑 丑 戌
7月(立秋)甲.庚 丑 辰 丑 酉 午 亥
8月(白露)乙.辛 寅 戌 未 巳 酉 子
9月(寒露)戊.己 子 巳 寅 丑 子 丑
10月(立冬)丙.壬 丑 亥 申 酉 丑 寅
11月(大雪)丁.癸 寅 午 卯 巳 午 卯
12月(小寒)戊.己 子 子 酉 丑 酉 辰
帰忌日 「きこにち」「きいみび」 帰忌は天倍星の精といわれ、この日家の門の所にいて、人が帰ってくるのを妨害するという。そのため帰宅・旅行・出張・嫁取りなどによくないとされる。
これは奈良時代頃からある古い暦注。

血忌日 「けこにち」「ちこにち」「ちいみび」同様に古い暦注。
血を見るもの、また針を刺すことに凶。狩猟や鍼治療などはよくないとされる。

黒日 暦では一般に●で表されている。受死日とも。
百事に忌むべき日であるが、葬式はしても構わないという。

十死日 天殺日とも。黒日の次によくない日とされる。
ただしこの日は葬式も不可。

天火日 棟上げ・屋根葺きなどに凶

地火日 井戸掘り・種まきなど凶 (*1)

(*1) 地火日の配当は偶然にも十二直の平と全く同じになる。平は大吉日であり、井戸掘りや種まきは当然吉。

基本的に、この下段の暦注というのはほとんど信用に値しない。

(2000.02.26)
(2021.12.31 フォーム改訂)