土用

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こよみの読み方(65)選日(6)

■土用

 これは既に述べました。1年を五行に分解したとき、春に木、夏に火、秋  に金、冬に水を割り当てたあと、土の行き先が無いので、各季節の後ろの  ほう約18日間をぶんどって、73日程度をこの「土」の割当てとし、これを  「土を用いる」期間として「土用」と呼んだものです。現代では実際には  太陽の黄経が27〜45, 117〜135, 207〜225, 297〜315度の範囲にある間を  土用とします。特に夏の土用が有名で、単に土用というと夏の土用を指す  ことが多いです。

■庚申

 日の干支が庚申(かのえさる)になる日です。庚申について詳しい話を書  き出すと、それだけで本が1冊できてしまいます。そこでごく簡単に書き  ますと、この日の夜は人間の体の中に住んでいる虫が天に登って、神様に  その人の行状を報告するとされました。
 
 そのため、虫が天に行けないよう、眠らないものとし、うっかり眠ったり  しないようにみんなで集まって徹夜で宴会をする、というのが平安時代に  は既に行われていました。
 
 初期のころは男女とも徹夜していたようですが、宮中では三条天皇の母の  藤原超子が庚申待ちの夜に体調を崩して急死した事故があって以来、女性  は途中で寝てよいことになったようです。

 民間では庚申待ちをする場所には一般に猿田彦大神や青面金剛などが祀ら  れています。また道祖神・陰陽石・塞の神・三猿(見ざる・聞かざる・言  わざる)などとも関連してきます。これらの話の一端は下記のところにも  書いています。

 http://homepage1.nifty.com/anecs/spirit/tera/hotoke/syomen.htm  http://homepage1.nifty.com/anecs/spirit/zinzya/kami/dososin.htm


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