こよみの読み方(63)選日(4)



十方暮これも前回の八専と似ていますが、もう少し分かりにくいものです。
No干支干支
 1甲子木水
 2乙丑木土
 3丙寅火木
 4丁卯火木
 5戊辰土土
 6己巳土火
 7庚午金火
 8辛未金土
 9壬申水金
10癸酉水金
11甲戌木土
12乙亥木水
13丙子火水
14丁丑火土
15戊寅土木
16己卯土木
17庚辰金土
18辛巳金火
19壬午水火
20癸未水土
21甲申木金▲
22乙酉木金▲
23丙戌火土
24丁亥火水▲
25戊子土水▲
26己丑土土
27庚寅金木▲
28辛卯金木▲
29壬辰水土▲
30癸巳水火▲
31甲午木火
32乙未木土
33丙申火金
34丁酉火金
35戊戌土土
36己亥土水
37庚子金水
38辛丑金土
39壬寅水木
40癸卯水木
41甲辰木土
42乙巳木火
43丙午火火
44丁未火土
45戊申土金
46己酉土金
47庚戌金土
48辛亥金水
49壬子水水
50癸丑水土
51甲寅木木
52乙卯木木
53丙辰火土
54丁巳火火
55戊午土火
56己未土土
57庚申金金
58辛酉金金
59壬戌水土
60癸亥水水

この干支の表をよく見ると、21甲申から30癸巳までの間に五行の相剋が発生している箇所が集中しています。
(五行の相剋は http://www.ffortune.net/fortune/toyo/basic/basic04.htm
などを参照して下さい )
21甲申  金剋木
22乙酉  金剋木
23丙戌  火生土  (間日)
24丁亥  水剋火
25戊子  土剋水
26己丑  土比和  (間日)
27庚寅  金剋木
28辛卯  金剋木
29壬辰  土剋水
30癸巳  水剋火
そこでこの十日間を「十方暮」(じっぽうぐれ)といいます。この言葉は東西南北、東南・南西・西北・北東及び天地の合計十方がみな暗いということから「十方暗」から来たとされますが、やはり「とほうくれ」と読みたくなり、そこから「途方に暮れる」期間であるとされます。

比較的新しい暦注のようです。八専の間日は八専の効果から除外される日ですが、十方暮の場合は2つの間日も入れないと「十」になりませんので、間日も十方暮れの効果から逃れられないのではないかともいいます。この期間はまた「十方が暗い」から、天気がよくない期間という説もあります。

(1999.11.24)
(2021.12.31 フォーム改訂)