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こよみの読み方(35)方位の名前
次回の項目を説明するために方位の名前を説明しておく必要があります。
東洋占術では一般に24方位を使用しています。これを次に図示します。
S
午
丙(離)丁
SE 巳 未 SW
巽 坤
辰 申
乙 庚
E 卯(震) (兌)酉 W
甲 辛
寅 山 戌
艮 乾
NE 丑 亥 NW
癸(坎)壬
子
N
なお、特に断らない限り東洋占術では西洋流の地図の書き方とは逆に、南を
上に書きます。ですから以前出てきた九星の方位盤も全て南を上に書いてあ
りました。つまり標準の九星方位盤では次のような配置になっています。
・−−−−−−−・−−−−−−−・−−−−−−−・
|巽宮 4 南東|離宮 9 南 |坤宮 2 南西|
・−−−−−−−・−−−−−−−・−−−−−−−・
|震宮 3 東 |中宮 5 中央|兌宮 7 西 |
・−−−−−−−・−−−−−−−・−−−−−−−・
|艮宮 8 北東|坎宮 1 北 |乾宮 6 北西|
・−−−−−−−・−−−−−−−・−−−−−−−・
方位は他に八方位・十二方位も適宜使用します。対応表をあげておきます。
24 |子|癸|丑|艮|寅|甲|卯|乙|辰|巽|巳|丙|午|丁|未|坤|申|庚|酉|辛|戌|乾|亥|壬|子
12 子 | 丑 | 寅 | 卯 | 辰 | 巳 | 午 | 未 | 申 | 酉 | 戌 | 亥 | 子
8a 坎 | 艮 | 震 | 巽 | 離 | 坤 | 兌 | 乾 | 子
8b 坎 | 艮 | 震 | 巽 | 離 | 坤 | 兌 | 乾 | 坎
N | NE | E | SE | S | SW | W | NW | N
方位 0 30 60 90 120 150 180 210 240 270 300 330 360
0 45 90 135 180 225 270 315 360
ここで八方位の切り方が2通りあるのは、8aが変形八角形方式、8bが正八角
形方式と呼ばれるもので、流派によってどちらを使うかが異なります。
なお、坎(北・子)震(東・卯)離(南・午)兌(西・酉)の方角を四方、
艮(北東)巽(南東)坤(南西)乾(北西)の方角を四維といいます。
中国の古い文献でたくさんの妖怪が出てくることで有名な「山海経」の逸文
では四維の方角の果てに門があるとされ、
艮(北東)の方角のものを鬼門
巽(南東)の方角のものを地戸
坤(南西)の方角のものを人門
乾(北西)の方角のものを天門
といったという事が書かれています。
八方位の正八角形方式では各方位が45度ずつですが、変形八角形方式では
四方が30度、四維が60度ずつです。十二方位では各方位は30度、24
方位では各方位は15度です。