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こよみの読み方(34)時刻について・更に付記
昔の時刻関連の言葉をもう少し書いてみます。 「正午」という言葉は「午の刻」ジャストであるということを表しています。 「午前」「午後」はそこからの派生です。 「おやつ」というのは「8つ時」つまり午後2時頃に食べるものであること を表しています。 「うしみつどき」というのは少し説が分かれるようです。 ■「丑三つ時」で「丑三刻」のこと。つまり午前2時である。 ■「丑満つ時」で「丑の刻」の中心。つまり午前2時である。 まぁ結果的には同じ事になります。 それからなぜ9から始めて1ずつ減らしていくかについては私はまだ納得の 行く説明を聞いたことがないように思います。幾つか聞いたものでは.... ■掛け算説 最初「陽の極数」つまり最大奇数の9を取る。 次の刻はこの2倍と考えるので9×2=18。十の位は省略して8。 次の刻はこの3倍と考えるので9×3=27。十の位は省略して7。 次の刻はこの4倍と考えるので9×4=36。十の位は省略して6。 次の刻はこの5倍と考えるので9×5=45。十の位は省略して5。 次の刻はこの6倍と考えるので9×6=54。十の位は省略して4。 ■日出日没起点説 日出・日没が1日の時刻の重要な基点なので、それに相当する卯の刻・酉の 刻を基準起点として、そこまで何刻あるかを言う。亥の刻なら子・丑・寅・ 卯と4刻あるから4つ、戌の刻なら同様にして5つになる。 といったものです。いづれもどうも不自然さが漂っています。