夏至・冬至で即切替(透派方式)

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こよみの読み方(31)日の九星

さて最後に日の九星ですが、これがいろいろと問題があります。

つまり流派によって当て方が異なっており、このため、一般に流通している 運勢暦でも発行元によってやり方が異なっています。

しかし最も一般的と思われる当て方は次のようになります。ffortuneの暦 にもこの方式の九星を掲載しています。

(1)冬至に最も近い甲子の日を一白水星として「陽遁」を始めて、夏至に 最も近い甲子の日を九紫火星として「陰遁」を始める。

陽遁:一白→二黒→三碧→四緑→五黄→六白→七赤→八白→九紫→一白

陰遁:九紫→八白→七赤→六白→五黄→四緑→三碧→二黒→一白→九紫

(2)この「最も近い」は前でも後でも、とにかく近い方とする。実際には 乙丑から壬辰まではその直前の甲子の日を採用し、丙申から癸亥まで の日はその直後の甲子の日を採用する。

+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+ | 00=甲子 01=乙丑 02=丙寅 03=丁卯 04=戊辰 05=己巳 。
| 06=庚午 07=辛未 08=壬申 09=癸酉 10=甲戌 11=乙亥 。
| 12=丙子 13=丁丑 14=戊寅 15=己卯 16=庚辰 17=辛巳 。
| 18=壬午 19=癸未 20=甲申 21=乙酉 22=丙戌 23=丁亥 。
| 24=戊子 25=己丑 26=庚寅 27=辛卯 28=壬辰 29=癸巳 。
| 30=甲午 31=乙未 32=丙申 33=丁酉 34=戊戌 35=己亥 。
| 36=庚子 37=辛丑 38=壬寅 39=癸卯 40=甲辰 41=乙巳 。
| 42=丙午 43=丁未 44=戊申 45=己酉 46=庚戌 47=辛亥 。
| 48=壬子 49=癸丑 50=甲寅 51=乙卯 52=丙辰 53=丁巳 。
| 54=戊午 55=己未 56=庚申 57=辛酉 58=壬戌 59=癸亥 。
+−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−+

(3)冬至・夏至の前後1日以内に甲午がある場合、つまり冬至・夏至が 癸巳・甲午・乙未のいづれかであった場合は、その甲午の日で切り替 えるが、冬至前後の甲午日は七赤金星から、夏至前後の甲午日三碧木 星から始める。これを九星の「閏」という。この閏はだいたい11.5年 に一度起きる。最近では1997年の夏至で起きた。

流派による違いを幾つか見ておきましょう。

■夏至・冬至で即切替(透派方式)

夏至や冬至に即、陰遁・陽遁を切り替えます。ただしその時の九星は冬至・ 夏至に一番近い甲子の日に切り替わったものと考えた時の延長として処理し ます。夏至冬至の前後日が甲午の時は通常通り閏を適用します。

■小暑・小寒切替方式

夏至・冬至の代りに小暑・小寒で陰遁・陽遁を切り替えます。この流派では 年の九星も小寒で切り替えます。

■陰遁のみ

つまり陽遁は一切せずに永遠に隠遁のみとする流派があるそうです。その中 でもまた実際の割り当て方について幾つかの流儀があるそうです。

■後のみ使用

夏至や冬至の「後」の甲子日しか使用しない流派があるそうです。

■陽遁陰遁逆転方式

冬至から夏至に向かって太陽の高度が高くなるとともに陽遁し、夏至から冬 至に向かって太陽の高度が低くなるとともに陰遁するのが普通の考え方だと 思うのですが、この陽遁・陰遁を60年単位、あるいは180年単位で逆転 させてしまう流派も存在するそうです。


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