←↑→ 現在の年初はどうやって決まったのでしょう?

現在の暦はローマの暦がベースになっています。ローマでは当初太陰太陽暦が
行われていましたが、閏月の挿入について政治的判断が優先して季節とのズレ
をあまり考慮しないということが何百年も続いた結果、紀元前1世紀の頃には
実際の季節と2ヶ月もずれているという、とんでもない事態になっていました。

この事態を何とかしなければと考えたのは、ローマの独裁官ユリウス・カエサル
(英語名:ジュリアス・シーザー)です。彼は女王クレオパトラが支配する国
エジプトを戦争で破り、これを支配下に置いたとき、エジプトの暦の専門家を
ローマに招きました。そして彼の進言をもとに、これまでの2ヶ月のズレを一気
に解消するとともに、今までの太陰太陽暦を改めてエジプト流の太陽暦を導入
することにしました。

そのとき、基本的には太陽が次第に高度を上げ始める冬至を年初にしたかった
のですが、従来太陰太陽暦に慣れている民衆の反発をできるだけ押さえるため、
たまたまこの暦の改訂の年の、冬至のすぐあとの朔の日を1月の初めに決めました。

このため、暦の年初は冬至と1週間程度ずれてしまったのです。




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