←↑→ 六曜(大安・仏滅等)って意味があるの?
質問:六曜(大安・仏滅等)って意味があるんでしょうか?

回答:−
六曜については、暦研究家の間で定着している説としては江戸時代
頃まではあまり注目されていなかったのが、明治の新暦移行と、そ
れに伴う民間暦の禁止通達以降に関心をもたれるようになった、と
いうことです。

意味があるのか?とあらたまって聞かれれば意味がない、としか答
えようがないのですが、目くじら立てて廃止を叫ぶほど大したもの
でもないという気がします。

人というのは将来のことというのが分かりませんから、なにかしら
ちょっとしたことに「前兆」とか「縁起」とかを感じて、心の安ら
ぎを得ようとします。それがたまたま、結婚式の朝に白い鳥が羽ば
たくのを見た、ということであってもいいですし、今日は大安だか
ら安心、というのでもいいでしょう。

それは一種素朴な信仰のようなものであって、大安だから安心、と
言っているカップルに向かって「そんなもの意味がないぞ」と力説
するのも大人げないですし、仏滅だから式場が安くていいわ、など
といっているカップルに「そんな縁起が悪いじゃない」というのも
少し違っているように思います。

宗教の自由があるのと同様に、このような素朴な信仰も各自の自由
なのではないでしょうか。

どっちみち、こういうものには、はやりすたりがあります。六曜で
結婚式や葬式の日取りを決めたり動かしたりすることが200年も300
年も先まで続くとは思えません。またその内、何か新たなものが
出てくるのではないでしょうか。江戸時代は六曜ではなく十二直を
気にする人が多かったそうですし。


(1999-02-25)

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